China Pad Review

■ Unknown I60M

昨年（2012N）末にw入した5,000円の福袋に入っていた7インチタブレットです。化粧箱にも説明書にも機種名がなく、Google Play では「Unknown I60M」と表示されます。画像検索で最も見た目が似ているものを探してみたところ、どうも Kinpad I600 の仕様変更版かコピー品のようなのですがよく分かりません。付属品は、英語の説明書、USB（A）の電源ケーブル、USB（A）の OTG ケーブルとイヤホンのみで、AC アダプタはありませんでした。カメラはフロントに1個、外部端子は USB、miccroSD、 3.5mmオーディオジャックがあり、さらに SIM のソケットがあって電話としても使えるようです。

最初に火入れしたときはちょっと戸惑いました。電源ボタンを押しても反応が無い！長押しするとブルブルッとバイブするだけで一向に起ち上がりません。放電しきっている可能性もあるので、充電しようと思いましたが、充電用の AC アダプタがない。しばらく、どうしようかと悩んだ末に、福袋購入時のアンケートで、Nexus 7 を持っているかどうかという質問があったことを思い出して、Nexus 7 用のAC アダプタを繋いでみたら、問題なく充電が始まりました。充電中に起動すると「Welcome」の文字が！めでたし、めでたし。

液晶は、解像度が1024×600で TN 方式って言うのか、斜めから見ると色が裏返ったかのようになり、視野角がほとんどありません。この点は、Nexus 7 とは比べものになりませんが、発色はこっちの方が好きかもしれないです。並べてみると Nexus 7 は結構黄色くて乾いた感じですが、こちらは青っぽくしっとりして見えます。

この世代のタブレットとしては短くないのかもしれませんが、Nexus 7 と同じ使い方をすると半分以下の時間で充電が必要になります。Kinpad I600 なら 4200mAH ってことなんですが、そんなにある気がしません。その度に Nexus 7 用の AC アダプタがとられるのも不便なので、別に AC アダプタを購入することにしました。Nexus 7 が充電できるものを購入すればいいので、その線で探したところ、ELECOM さんの Galaxy Tab 用 AC 充電器（MPSC-GT10ACUBK）をアマゾンで見ﾂけました。5V2Aで充電時間も短いです。ついでに 16GB の microSD カードも購入しました。俗に言う中華パッドには大抵、Nexus 7 にはない microSD カードのスロットがあります。小さいデータならネットワークを介してそのまま開いたり、コピーしたりでいいのですが、大きなデータになるとパソコンからデータを簡単に素早くコピーできるのでとても楽です。